かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

mastodonとTwitterの所感

mstdn.jp/@suneo の投稿より

Mastodonについて)

Twitterではネットと大学でアカウントを分けてきたので、それぞれの趣味共同体や組織のなかで発言を分けるということに慣れきってしまっている…

企業、教育機関、NPOなどの組織に所属しない人間は趣味共同体で作る鯖に流れていっているイメージがあるし、発言に対する組織の圧力を恐れてあえて組織ドメインにアカウントを作らない/作っても放置するという人間もある程度出てきそう

Googleが国家以上の力を持つことのリスクを説いている親しい教員曰く、いまいちユーザの囲い込みと権力の関係についていまいちピンと来ていない反応をする学生が多いとのことで、巨大プラットフォームから恩恵を享受しているという現実を括弧にくくって考えるということがどうも難しいらしい。

mastodonには、こうした巨大プラットフォームの自明性を相対化する視点を人々にもたらしてくれることをとても期待している(のでできることであれば学内の人間向けの鯖を立てたいところであるが、スケジュール的にとても厳しいので、歯ぎしりしながらTwitterの大学アカウントでひたすらmastodonの話をしている……)

Twitterについて)

https://twitter.com/suneo3476Pro/status/429145446066307073
"ブロックしたはずのユーザのツイートがRTで流れてくるの、Twitter社としては意図があるんじゃないのか。それは共同体に閉じこもるなという意味だと思う。"

上述の現象がバグかそうでないかは定かではないけど、日本人にヘビーユーザが多いとはいえ、Twitterは別に日本人だけの為に運営しているわけではないし、人間関係の調整に直結する機能(ブロック、ミュート等)が必ずしも日本人のコミュニティ観を反映しているわけではないことは想像に難くない。

TwitterライクSNSと言われたCroudia(クローディア)が話題になったときは、japanizeされたコミュニティ観の実装を期待したけど、そうではないらしくてすぐ冷めた記憶ある。