かすてらすねお。(hateblo)

見聞録的ななにか。

ジェンダー論

トランスジェンダー概念の「一般化」

トランスジェンダー概念の「一般化」 お茶の水女子大学と奈良女子大学がトランスジェンダーの受け入れを発表したとする2018年7月の報道が記憶に新しい。お茶の水女子大学の室伏学長によれば*1、従来の学則で定められた「女子」という入学資格が実質「戸籍上…

中村美亜「心に性別はあるのか?」紹介

この記事では、中村美亜氏が主著『心に性別はあるのか?』において論じる「心に性別はあるのか?」という問いを、中村氏の思考を追う形で紹介します。 文献と出典中村美亜『心に性別はあるのか?~性同一性障害のよりより理解とケアのために~』医療文化社、20…

山崎敬一「ジェンダーとエスノメソドロジー――『オールドミス』と『キャリアウーマン』」内容まとめ

前→(第4章)坂本佳鶴恵「ジェンダーとアイデンティティ――ゴッフマンからバトラーへ」内容まとめ次→そのうち はじめに 第11章を読もうとしたら、第5章のエスノメソドロジーの話も読んだ方がええで的なことが書いてあったので、こっちにしました。 出典江原…

坂本佳鶴恵「ジェンダーとアイデンティティ――ゴッフマンからバトラーへ」内容まとめ

前→(第1章)加藤秀一「ジェンダーと進化生物学」出典まとめ次→(第5章)山崎敬一「ジェンダーとエスノメソドロジー――『オールドミス』と『キャリアウーマン』」 出典 江原由美子・山崎敬一編『ジェンダーと社会理論』(2006, 有斐閣) 所収第4章 坂本佳鶴…

加藤秀一「ジェンダーと進化生物学」出典まとめ

次→(第5章)坂本佳鶴恵「ジェンダーとアイデンティティ――ゴッフマンからバトラーへ」内容まとめ ここから一連の記事を書いていく動機 筆者はジェンダー論に関係するテーマに修士論文を書いていますが、社会調査および社会史的分析に比重を置いているとみら…

植村論文『「ジェンダー化されたセクシュアリティ」について』を読む

以前『「セクシュアリティ」の本質は多様性なのか?』という記事で、セクシュアリティ概念の考察にあたり植村恒一郎氏の論文を引用した。しかし、この論文においてセクシュアリティ概念がいかなるものであるかは植村氏の主要な関心ではない。つまみ食いの感…