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かすてらすねお。(hateblo)

見聞録的ななにか。

【青空公開ガバ研】女装学概論まとめ

  • 「青空公開ガバ研」について

開催イベント:静大祭&テクノフェスタ in 浜松

展示:「青空公開ガバ研」

企画:吉田研究室&ガバナンス研究会の合同企画

 

管轄:テクノフェスタ(大学側)(←→静大祭(学生側))

目的:話し合いに基づく合意形成=ガバナンスを基本として、世代や出身に関係なく話し合いのできる場を作ること
会場:屋外設置
雰囲気:茶の間が形成されていた(こたつ、ちゃぶ台、座布団、お茶菓子などがあった)
発表形式:1テーマにつき発表者2人で1時間発表→1日3テーマ、2日間で6テーマ準備
 
  • 「女装学概論」について

発表者:1年の後輩とボク(女装コス姿)

提起:異性装をしたいと思いますか?

流れ:

2人で女装歴を紹介、それぞれ質疑応答。しばらく聴衆から女装するプロセス(衣装の確保手段、化粧、体毛処理など)について質問が来る。こちらで用意した聴衆への質問を投げて反応をフィードバック。話題量は1年の子が出し、ボクが社会学的にツッコめる部分をツッコんでホワイトボードに図示していく。最後に、改めて異性装をしたいかどうかを聴衆に尋ねてちょっと挙手が増えたところで、発表終了。

(ちなみに、2日目は雨天中止となり、ゼミ室で「女装学概論EX」をやりました)

議論:

  • なぜ女装をしたいのか?

→自分が満足したい・社会に認められたい…つまり人によって受容されたい対象が異なる。

  • なぜ異装をするのか?(コスプレ・仮装レベルの話)

→集団・個人の明示…自分の人間関係上の立場あるいは状況を明示するため。

  • 女装をすることでどう思われたいのか?

→異性として認められたい・可愛いと言われればやっぱり嬉しい…承認欲求、自己達成感

  • 男の娘
女性になりたい男性が、しかるべき手術をしなくてもいいんだ、ついていても受容されるんだ、という安心感を担保するジャンルとして支持される「男の娘」

 

EXで出た話題と発展:

  • ジェンダーの話題に挙がる”TS, TG, TV"についての場の見解

TS=Trans Sexual=トランス・セクシュアル…手術解決を望む人

TG=Trans Gender=トランス・ジェンダー…TSまで行かず性自認に違和感がある人

TV=Trans Vestite=トランス・ヴェスタイト…異性装で十分な人

人間ごとに、「完全にTS」や「完全にTV」などではなく、TSとTGの間をさまよう人、TGとTVの間をさまよう人がいて、グラデーションがある。グラデーションは、TGからTSにかけては社会受容、TGからTVにかけて個人受容が強くなる。

  • 性自認の問題を他人に告白するプロセスについて

普通の人は、自分がTS、TG、TVのいずれかであることを、いきなり自分の所属するコミュニティで告白しづらい。なぜなら、その時点での自分のキャラとイメージが乖離してしまい人間関係を壊すリスクが存在するから。そこで、ネタ的な意図を表に出して女装をやってみたり、女性キャラのコスプレをやってみたりする。これは、その集団がある程度ネタに対して受容できる性質があれば可能である。そしてだんだんと恒常化させていくことで、「あいつはああいうやつだからw」という認識を植え付けられる。それを繰り返すことで、告白しても人間関係を壊さないレベルまで、他人の自分に対する認識を変化させることができる。

  • キャラクターコスの役割

上述した話題に近い。たとえば自分が某アニメのキャラクターが好きだったとして、そのアニメの女性キャラクターのコスプレをしても、他人からの認識を破壊するリスクはそれほど大きくない。なぜなら、「自分が異性になりたい」という欲求は「自分があのアニメのキャラクターになりたい」という欲求によって同時達成され、隠れ蓑になるからである。