かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

浜松まつりに思うこと。

浜松まつりに思うこと

 母方の実家は駅南の古い住宅地で、浜松まつりに積極的に参加している自治体の一つです。だから、小さい頃はゴールデンウィークになると遊びに行って、子供用の屋台を引き廻して練り歩いたり、本番の練りに参加したりしていました。当時は浜松球場に近い市街地から4,5キロ離れた住宅街に住んでいました。自治体としては屋台を持たず、ラッパ隊もありませんでした(最近ラッパ隊が結成されたようです)。合併前の旧浜松市圏でありながら、浜松まつりに縁のない町に住んでいましたが、実家を通して浜松まつりの楽しみ方を知っていました。

 大学に入ってから、浜松市外から来た人の浜松まつりの感想や意見を聞くようになりました。代表的なのは「祭りとして騒がしい」ことと「深夜まで騒がしい」ことです。前者についてはカルチャーショックでした。浜松まつりの練りは太鼓を叩いて音楽を流す派手な祭りの上位互換ぐらいに思っていたので、「うるさくて不快」とは夢にも思いませんでした。後者についてはちょっと一言でコメントが難しいなと思いました。特に和地山近辺には静大生が多く住むのですが、市外から来た人の受け皿は特に存在しないし、そりゃ自分に関係ないものはうるさいよなー、という感想です。

 んでまぁ。最近はリアルタイムな情報がバンバン流れる時代でして、Twitterで「浜松まつり AND (うるさい OR 騒がしい OR やかましい)」と検索すれば、愚痴がめいいっぱい流れてくるわけです。その中で浜松市民も目にします。市民ってなんだろうな……と思わされた次第でした。

 市外の人でも楽しめればそれでいいのだけれど、じゃあその人の住む自治体にどうやってコミットするのか。また、そうやってコミットすることで簡単に浜松まつりの伝統にコミットできたことになるのか。難しいですねぇ……。

以上