かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

小学校時代の担任と和解した話

今年二月、地元の成人式に参加して昔担任だった教師と(大げさな事ではありませんが)和解しました。当時は性格上の問題からクラスメイトとの諍いが絶えず、その人には性格について弄られる事がよくありました。これが後々尾を引くことになったため、機会を見てはよくぼやいていました。でも実際は僕にも非はあったからそうなったわけで、成人式にその人が出席されていたのを見て、式終了後の交流会で声を掛けました。長く教師を勤めていても当時の生徒はしっかりと覚えているそうで、勿論僕のことも覚えていらしたそうです。すると、わりと話し始めの方で当時の僕への物言いについて謝られました。「あぁやっぱそう思ってたんだ」と納得して、「いえいえこちらもこちらでしたので」と言いながら雪解けとなりました。今どこでどうしているか、目指している職業はあるか、恋人はいるかなど軽く談笑したあと、お元気で、と別れました。

この文章は、一年ぐらい前に書いたいじめに関する記事を振り返る機会があったのをきっかけに書きました。元記事では担任についても触れていますが、もしも僕が教師の立場にあった場合、果たして僕のような生徒を救済できるかについて考えた時、僕はとても恥ずかしくなりました。大人一人に責任のすべてを負わせるのは流石におこがましすぎるというわけです。

いじめが解決できないことを説明するつもりで書いた文章 http://d.hatena.ne.jp/suneo3476z_tn/20120724/1343147961