かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

2016-12-20(火)

7時過ぎに起きて7時半に布団を出て、時間が無いのでご飯と味噌汁を簡単に食べてから大学に向かった。8時40分から2コマ分B3のゼミに出た。

1コマ目は3年生の企業調査報告と、4年生・院生の近況報告をして終了。2コマ目は有斐閣の『社会学』をテキストにして1人3章分の担当を決めて、序章を先生が読んで解説していく形で進められた。

M氏の整然としたノートづくりが目に入ってくるので、自分もノートに項目・ページ数と用語・意味を頑張ってまとめた。書いたことは意外と思い出せる。ジンメルの相互作用論、デュルケムの犯罪論、ウェーバーの価値自由の教えを基礎として、電車をフィールドとした社会学的思考を展開していきながら、社会空間は公共空間と親密空間で編成されているとして、そのような空間編成は近代社会の特徴であると締めくくりつつ、次項のゲマインシャフトゲゼルシャフトの直前でゼミが終了した。

昼過ぎは時間ができたので、担当した3章の「社会秩序と権力」を2ページ読んだ。自分は図を書きながら思考するのが得意なので、何が一番しっくりくる図かを考えながら内容をまとめた。2ページだけだけど。

日々の日常生活は行動の選択の積み重なりであり、選択が多いほど行動パターンも膨大であるはずなのに、私達は「ふつうの日常生活」があると思っている。そこには大なり小なりのパターン化されたあり方が安定的に存在していて、このとき「構造が発見される」とか「秩序が存在する」とか呼ぶのである。構造は人々の実践によって安定化し、時には変化を起こして流動化していく。では、なぜ秩序が存在するのか。人々の行為が安定化する社会的メカニズムとは何か。それが秩序問題である。

最近プレイしていないので3人集めてカタンをやって勝利した。7点建設して1pt引いて最大騎士力の獲得で締めた。

18時過ぎは同窓会実行委員会の打ち上げで鍋を食べに行った。情報学部の黎明期には教育カリキュラムが5つ存在し、そのうち4つが情報社会学科に存在したらしい。そして、情報学部2号館の中央から情13教室がある側の建物は2000年頃に建てられたことも分かったし、フロア北側の基本的構造は6階の白井・塩見・岩崎研の部屋のようなぶち抜き空間だったのが、情報社会学科教員らの要望で2スパンに分けられていったこともわかった。

2016-12-20(火)おわり。