かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

TBSドラマ『カルテット』火曜よる10時

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後輩氏に「観ましょう」と勧められ最新2話まで観たのですが、何度も観直したいくらい好きになりました。民放ドラマ観るの、金八をカウントしなければ2007年頃?の『クロサギ』を最後に10年ぶりなんですけど、カルテットはいいぞ。的なハマりかたをしています。

こう、30代の人間の話に興味持てるのか、みたいなところはあったんですけど、LINE交換やらwhite loveやら細々と出てくるものが20代の自分でも理解できるので、登場人物の気分に共感しやすいのがいいですね。何がいいドラマなのかを決めるのって難しいですけど、伝わりやすい世代ってあるのだなと。ただし自分は『あしたのジョー』だけはわかりませんでした。知らないと面白がり方がわからない部分もあるってことですね。

ともかく最新話は放映後1週間公式でオンデマンド配信中ですから、みなさんもぜひ御覧ください。明日最新話放映しちゃいますよ。

最新話について書きたいのでネタバレこの先↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えー、別府君のバイオリンソロ。アヴェ・マリアからwhite loveになったのはいいとして、短調ですね。「復讐」という言葉をイメージしたのですが。こういう大切なこと大切な場面で割り切りきれない痛々しさが別府君というオトコをよく表していると思います。

しかし、よく親族は「え?」ってならなかったですね。耳のいい人がいたらつまみ出されてますよあそこで。そして背中だけ見せて物言わぬ九條さん。立ち止まった瞬間に何を考えたんだか……。

自分が音楽できる人なんで感覚違うかもしれませんけど、やっぱり音楽の分かる人、できる人って「特別」な存在で、だからああやって弦楽四重奏の話をズドンって書けるんですね。普段の生活と軽井沢の生活で日常/非日常という弁別があって、音楽をやる特別な非日常、という見方ができるんでしょうね。なるほどね。自分がけいおん!とか音楽系の物語の作品にハマらなかった理由もよくわかりました。音楽やってることが何も特別じゃないので。音楽やってない人を馬鹿にしてるんじゃないですよもちろん。自分も自分で弦楽は知らない世界ですから、ちょっと知っていたり知らなかったりするし、気になるから観てみたい作品です、カルテットは。

 

第3話は明日! 待ち遠しい!