ツイのフォロワーが、トイレはどうしてるのか気になるそうなので、書きます。
一人でいるときも他人といるときも、男女別トイレでは基本的に女性用トイレに入ります。自分をMTF*1だと知らない人といる場合でも、事後フォロー全然余裕だと思ってるので変わりません。ただし、自分の格好が女性としてパスできる*2ことが条件です。髭が伸びていたり、ムダ毛の生えた脚がハーフパンツなどで露出していたりしたら諦めます。男性用トイレは入りたくないので多目的トイレに入るか、遠い場所のトイレを選ぶか、我慢します。
以上に関しては、筆者のカミングアウト状況について少し補足が必要だと思います。筆者は周囲の人々に自身のセクシュアリティについてカミングアウトはしません。
理由は筆者の次のツイートに集約されます。
被差別のリスクを持つ事実を秘密にしたり告白したりする行為って、それが「普通」でない、非規範的な事実であることを内在的に認めてるんだよね。「カムアウトしても問題の無い社会を作れば良い」という意見は実は差別を内包しているし、本質的な解決にならないと思う。
— ⚠このアイコンにはリスがいます⚠ (@suneo3476Doc) 2017年8月29日
https://twitter.com/suneo3476Doc/status/902457146238840832
かりに尋ねられたら答えますが、その代わり自分も相手にセクシュアリティを尋ねます。自身が私的な情報を提供するのですから、相手方もそうしなければ不公平ですし、私的な情報を無条件に聞き出したことを自覚してもらわなければ困ります*3。幸いそういったことは皆無なので平和です。
いっぽう、一橋大学の転落死事件で話題になった「アウティング」*4にはどう対処するかですが、どうもしません。だって秘密にしてませんから。むしろ暴露した人物の品の無さが暴露されて良いのではないのでしょうか。幸いそういう人もたぶん居ないでしょうし平和です*5。
周囲のほとんどの人々は自分のことをなんとなく察していると思います。こちらも知っているかどうか確かめることもありません。これでいいんですこれで。
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