かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

Hamakotterの展示方法についてのアドバイス(身内)

Hamakotter管理者様

 

今年も浜工祭が開かれます。

ボクが在籍していた2010年度には、ハッシュタグ #hamakosai を拾うWebサービス「Hamakotter(はまこったー)」が(処理部の展示としてか、情報技術科の展示としてかは忘れてしまったけれど)公開されました。Twitterの様子を見ていると、どうやら今年も稼働するようです。

しかし、現時点で一般の人はページでログインを求められ入ることができません。ログイン情報は浜工生が所持するアカウントを使用しているようです。もちろんボクの在籍時の情報は無効でした。浜工祭は10.26-27の2日間に渡って開かれ、26日(Mon)は校内公開、27日(Sut)は一般公開が行われるため、27日にログインシステムが外される可能性も考えられます。

参考:(2012/10/26時点で内部事情によりURL削除しました。)

ただし、開催期間中に公開されなかった場合については、展示方法を工夫する必要が生じると考えられます。

これはボクの代での公開方法ですが、ログインシステムはなく、浜工の情報学部棟、視聴覚室、Eiの教室などに有線LANで接続したコンピュータを用意し、Hamakotterのページを表示させていました。参加者はウェブからのアクセスが可能でしたが、各会場の端末からもHamakotterのページが利用可能だったというわけです。この場合、展示として「ウェブからアクセスできる」ことが主であり、「各会場の端末からアクセスできる」ことは従となります。

一方で、今年のHamakotterがウェブでの一般公開が見送られた場合、一般参加者はどこからアクセスすればよいのでしょうか。過去に倣っているのであれば端末方式に類する方法が採用されていると思いますが、それは「従」でしかありません。ボクがアドバイスしたいのは、「端末方式に類する方法による一般公開」の際の「説明表示」についてです。

ここで、一般参加者(つまり外来者)の視点に立ってみて下さい。情報技術科、Eiの展示を見に来る参加者は、期待を埋める展示を想像していると思われます。一般者にとっての「情報技術」のイメージが「Twitterを利用したサービス」という概要によって方向づけられるとき、それは必然的に「モバイルな」想像へ向くでしょう。しかし、会場へ来てみて、「この端末からしか使えないWebサービスですがいかがでしょう」と言われたら、どう感じるでしょうか。

Hamakotterの管理者の学生はとても困惑していると思います。やめろとも、公開しろとも言いません。管理者側で御判断ください。ですが、係る処置についてすべからく最低限の対応というものが必要です。そこで、各会場の各会場のそばに、一般公開をしない経緯についての但し書きを丁寧に書いて設置してください。それは簡単なポスターでも、ノートでも構いません。システムは開発・管理者の人間あってこそのものであることもまた、私見ではありますが、一般参加者に無意識のうちに感じ取ってもらうべき事ではないでしょうか。話がそれましたが、一般公開をしない意図について、会場に適切な表示を設置することをアドバイスいたします。

乱筆ながら、OBからの文章でした。

 

酢NEO