11/05 14:00-17:00 に「AWS Hands-on for Beginners 〜 スケーラブルウェブサイト構築編 〜」を受講しました。
以下、受講レポートです。今後受講を考えている方の参考になればと思います。
前提
- AWSの基礎知識が無くても、指示どおりに進めれば誰でもできる内容になっている。
- ただし、ネットワークやサーバの基礎知識がなければ、作業内容の意味がよく理解できないかもしれない。
- 今回のハンズオンはAWS入門者向けのWebinar「AWSome Day Online Conference」と併せて受講することが推奨されている。
- 私は事前に「AWSome Day Online Conference」を受講していたので、ハンズオンによってAWS知識をより深められたと感じられた。
講義資料など
- 講義サイト https://pages.awscloud.com/event_JAPAN_Hands-on-for-Beginners-Scalable_1105.html
- 補足資料 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/20201105_Hands-on%20for%20Beginners%20Event.pdf
- ハンズオンで提示されたサイトは、期間は不明だが終了後も閲覧可能になっている。
内容
- ハンズオン用の映像配信から全体向けのアナウンスを受け取り、大半の時間は提示された講義資料とオンデマンド動画、資料リンクを含む総合ページを参照しながら、AWSコンソール上で作業を進めるものだった。
- 今回作ったのはWordPressサイトで、冗長構成かつDBのフェイルオーバー可能な構成だった。
- ハンズオンで作成したサービスやリソースは使用量が発生するケースがあるため、AWSの指示でハンズオン後にすべて削除したため、現在見せられるデモサイトはない。
- 想像していたよりも難易度は低く、途中脱落することなく最後まで進めることができた。
- ハンズオンのオンデマンド動画の撮影日時が2019年12月のため、動画上のコンソール画面と実際のものに相違があったが、ハンズオンを進める上で大きな障害ではなかった。
- 同時に大人数が同じ作業をしているためか、DB作成ほかいくつかの行程で5分程度待機する必要があった。
- AWS側からもアドバイスがあったことだが、オンデマンド動画では、作業行程の指示が中心となるので、内容の定着のためには作業を通じて今自分がどのような設定を行ったのかを振り返っておく必要がある。
使用AWSアカウントに関して
- 今回のハンズオンではAdministratorロールを想定している。
よかったこと
課題
- 一日経てば詳細な操作は忘れてしまうかもしれない。
- セキュリティグループによるアクセス制御は、やりたい事と操作方法の対応がまだよく理解できていない。
- Lambdaのようなサーバーレス技術は触れられなかったので、今後のハンズオンで学習してみたい。
- 今読み進めている『基礎からのネットワーク&サーバー構築』は今回のハンズオンと似たシステムを構築している。AWSで実践しながらネットワーク知識を詳細に学ぶことができるので、今回のハンズオンと非常に相性が良いように感じている。