Ruby on Railsの基礎を5日で学んだ
授業で必要だったので、Webアプリ開発ができる「Ruby on Rails」の基本を勉強しました。具体的には、12/13(Thu)から12/17(Mon)までの5日間、「Head First Rails」の1章~6章を読んで理解して実践していました。もちろん実用レベルとまではまだまだいきませんが、概念と操作をきちんと対応させられる程度にできるようになりました。
苦労したこと
この本は2010年1月15日第1刷発行の初版で、当時のRails2系の文法を基本に書かれていますが、ボクがインストールしているのはRails3系でした。なので、本に書かれているコードだと動かない事がよくありました。これについては、こちらのCode Downloadからダウンロードできる章ごとのサンプルプロジェクトの中身をチラ見しつつ試行錯誤することでなんとか解決しました。
はじめからRails2系をインストールしていればこんなに試行錯誤することは無かったと思うんですけれど、Rails2系とRails3系の書式と挙動の違いを知るためのとても良い機会だったかな、と思います。事後ですから。ある程度プログラミングの雰囲気を知っている人ならば、Rails3でやってもなんとかいけると思います。大変ですけど。
いいところ
この本の一番いいところは「技術を学んでいる」事を忘れさせてくれる事で、むしろ「何かを作ろう」という目的があって初めて技術が必要になるものであって、その流れがおのずと学習になっているという点です。ここが、普通の参考書との決定的な違いだと思います。
この本は単純な参考書のような説明書きではなく、読み手が誰かに開発を依頼される開発者としてシナリオが組まれ、自然なストーリーに沿って学習が可能です。開発上どうしても飛び出してくる技術的知識のメタファーも、納得しやすい説明がなされています。
で、何作るの
まだ基本が終わったばっかだって言ったじゃないですかー!とりあえずは授業の課題を作ることで実践の2,3歩を踏み出せるかなーと。あとは、自分が溜めているアイデアをWebアプリで実現させたいなーと。ただ、まだ応用に入るっぽい7~10章が残ってますし、何ができるのかワクワクしています。Web系ってどういうことやるんだろーでもどうやって勉強すればいいんだろー???っていう学生さんなどにはオススメだと思います。
Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本
- 作者: David Griffiths,松田明,児島修
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/01/18
- メディア: 大型本
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