記録用にささっと書きます。
Connpass: 第2回【推しの書】 - connpass
第1回の参加記録: 第1回【推しの書】に参加した - かすてらすねお。
紹介した7冊
『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』
- これだけ読み終えていない。進捗40%
- 上流工程の仕事がやりたくて会社で買ってもらった
- ソフトウェアアーキテクトはアーキテクチャについてどのような意思決定をする役職なのかを説明している
- ソフトウェアの設計や品質に関心があって『良いコード/悪いコード』みたいな本を読んでいる人ならハマりやすい
- アーキテクチャの意思決定にトレードオフがついて回るのは当たり前だという公理を教えてくれる
- razokulover氏のブログでレビューを読んだ気がしたけど、見返したらパタヘネ本のレビューだった(でも読むきっかけにはなった)
『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』
- マネジメントを学びたくて会社で買ってもらった
- 前回の推しの書で2人が挙げていたのと、うち1人が社内でのスクラムの取り組みを熱心に話していたのが印象に残っていた
- 3部構成で会社にうんざりしている主人公が成長していくストーリーと、登場人物による理論的な解説が交互に繰り返されていく
- 第1部は自分の仕事を「カイゼン」する話で、タスクボードを私の仕事に取り入れようとアレンジした業務日誌を作るようになり、日々の仕事をうまく進められるようになったおかげか、最近上司が仕事ぶりを褒めてくれた
- スクラム・アジャイルを実践してみたくなったし、それを実践しているチームで働いてみたくもなった
『ツッコミのお作法 ちょっとだけ話しやすくなる50のやり方』
- 芸人トリオ「トンツカタン」のツッコミ役の森本晋太郎さんが著者で、青と白のグラデーションのシャツがトレードマーク
- YouTubeで「タイマン森本」というお笑いチャンネルをやっていて、ゲストの芸人に100回つっこむまで出られない部屋というコンセプトの動画をアップし続けている
- ツッコミというと乱暴な言葉遣いをする人というイメージもあるかもしれないが、森本さんのツッコミは物腰が柔らかく人の良さがにじみ出ているので、森本さんがどのようにつっこむのかが楽しみながら視聴している
- 森本さんは知らないゲスト芸人の良さを引き出すのがうまいと思う。好きな回は、漫才コンビ「ぽんぽこ」の高木ひとみ◯(まる)さんの回。ひとみ◯さんの平場の強さに驚いた
- そんな森本さんがツッコミの本を出すというので、どうしても気になって買ってしまった
- 動画で聞いたことのあるツッコミが登場すると思わずニヤリとしてしまい、ファンブック的な楽しみ方ができる
- 人間関係を良くすることに主眼が置かれているということがよく分かった
- お笑い芸人を集めた「ライブ」で司会を任されることが多く、演者のトンデモ発言や爆弾発言をなんとかフォローして場を保つことに心を砕いていることがうかがえるようなエピソードも収録されていて、芸人の職場って大変なんだなと思った
『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』
- キャリアとは何かを学べる本として会社の先輩が紹介してくれた
- ビジネス小説で、30歳の営業職「青野」が転職コンサルタント「黒岩」に出会い、転職を果たすまでを描く
- 青野は専門性も才能もないと自覚していて、会社に留まることに漠然とした不安を抱えていた
- 青野は転職者によくある悩みや葛藤を黒岩に相談し、黒岩は転職者によくある思い込みや勘違いを指摘したり、一生食べていくための戦略について伝授したりする
- 一回通り読んでみて、特に詭弁や引っかかる部分はなかったので、間違いなくもう一回通り読んで自分の中に落とし込みたいと思った
- しかしこの手の本ですら、なぜ女性の容姿を具体的に描写したがるのだろうか、ラノベじゃないんだからさ
170センチ弱はあるであろう、スレンダーな体から流れる、美しい髪。そして少し日焼けしたきめ細かい肌。(p.19)
『オタク文化とフェミニズム』
- 2010年代前後はオタク文化について語る評論とか批評が流行っていてよく読んでいたけど、最近は既視感のある言説ばかり増えていて正直飽きてきたところだった
- というのもそれらはもっぱら「男性オタク」について論じているからだ
- ある後輩大学生が、女性オタクについて書かれている本として紹介してくれて興味を持った
- 著者は同人誌制作して仲間とコミケに出たり、テニミュ(テニスの王子様の舞台)にハマったりしているオタクで、オタク仲間から見聞きしていることも話に盛り込まれている
- コンテンツとしては、ジャニーズ、DA PUMP のようなボーイズグループなどの男性アイドル、「2.5次元」舞台俳優など
- トピックとしては、推しとは何か、推し活とは何か、「推し」たちの労働と、労働として見た時の推し活の問題、消費文化としての問題、フェミニズムがもたらした女性オタクの変容と課題、ジャニーズ問題、ルッキズムなど
- 本書で語られている女性オタクに関連する問題群は、もしかすると男性オタクがモヤモヤしているかもしれない問題意識と重なる部分もあるかもしれな。しかしながら、「オタク」と性別関係なく一括りにすることで見えなくなる問題があるからこそ、この本のように女性オタクを論じる価値があるのだと理解した(無論それは男性オタクについて論じる価値があることを否定しないし、既存の論客はすでに男性オタクについて論じてきたのだと思う)
『差別はたいてい悪意のない人がする』
- これもある後輩の大学生から教えてもらった本
- 韓国でめっちゃ売れたらしい
- 韓国の研究者が韓国社会を題材に書いていて、韓国社会について知ることのできる本としておすすめ
- 中には日本の状況と似ていると思う題材も多かった。学歴差別、排外主義、お笑いと差別の境界線、非正規職員の差別、性的マイノリティへの嫌悪感など
- 差別への抵抗をめぐる歴史や理論を踏まえて、問題をどのように捉えて考えることができるのかを学べた
- 時々「本当にそうだろうか」と引っかかる記述もあったが、なぜそのように引っかかったのかを自覚的に考える必要があるだろうし、じっくりと自分に向き合うことを求められる本だなと思った