+BeepCap+ブログ Blogger本店: 完璧主義なブロガーの悩みを読んで
http://beepcapex.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html
早速反応っぽいものをいただきました。
そうですね、推敲と書き物が主客転倒してました。
もっとlightweightな気分でいきたいです。
気が楽になりました、ありがとうございました。
―2015.01.16 追記―
先に断っておくと、これはある問いにシンプルな解を呈示する文章ではなく、解に辿り着くための試行錯誤を文章にしたものです。前者の目的で全部読むと損した気分になるかもしれないので気をつけて下さい。
最近ブログを頻繁に更新しなくなったんですけど、理由はいくつかあるんです。
まず遅筆。一段落に10~20分かける。全体の構成と読み比べて書き途中でも修整する。一旦書き上げる、っていうことができないんです。
次に、完璧主義なので推敲に時間をかける。Webのリソースを質の悪い文章で喰うことに罪悪感がありますね。ブログはページを読み込む際に背景画像とか広告とかついてきますから。その点Twitterは気楽ですし、「ミニブログ」と表現した人の気持ちも理解できます。(実際は電子メディアとジャーナリズムの文脈で生まれた言葉だと認識しています。間違ってたら教えて)
最後に、これは記事と関係のない問題なんですけど、書いた記事がこのブログにふさわしいかどうか、ということですね。このブログの読者として、元々はTwitterのフォロワーを想定していました。最近になって、リアルの知り合いの方々にも読まれるようになって、別に悪いことではありませんが、例えば身内ネタを出すとか出さないとかで気を遣ってしまうんですね。
あと、あまりにローカル(浜松)なネタをどうしようか、とか。それは地域ブログポータル「はまぞう」にブログを作ることで対応してみましたが、上述した理由で書くのに苦労しますし、「はてな」か「はまぞう」のどちらに書くか、またそれをTwitterやFacebookに通知すべきか、とか、色々悩みます。(ここでnote.muのことを思い出してさらに頭を抱えます)
ブログを書くこととはちょっと違った話なんですけども。
例えば、今話題の仏テロ事件がありましたね、それについて様々な人々が話題にしたとします。タイムラインでもウォールでもいいんですけど。われわれは全知全能ではありませんから、個人が持てる知識をもって事態に対する分析・意見などを交わし、他人との合意を試みます。
しかし、現実の社会は様々な要因が絡み合って動いているので、シンプルにパタン化してしまうことや、複雑過ぎてよく分からなかったと曖昧に結論付けてしまうことなども、しばしば起こり得ます。それは、社会を理解する方法を呈示できなかったことに対する妥協でしかありません。
「問いに答えを出すと新たな問いが生まれて、研究とはそれを繰り返すこと」。大学でたいへんお世話になっている先生から教わった、強く印象に残った話です。冷静に考えれば当然考えつく命題ですが、問いに熱中して悩み苦しむ人はしばしばこのことに無自覚です。特に、完璧主義の人なんかがそうで、差し迫った期末レポートでやらかします。
以上は自分への反芻で、同時に読者に共有を図りたい話題でもあるわけです。こういった前置きをしないと、これから安心してWebリソースを消費できなくて不安ですから、ただの心配性なのかもしれませんが。同じことは紙の日記でもやらかしました。
あと、ボクはただのブログユーザで、ブログを書いて収入を得ている「ブロガー」ではありません。タイトルの「ブロガー」は、ただタイトルの見た目がスタイリッシュだったから用いただけでして、他意はありません。
あらゆる前置きとしては以上になります。