かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

読書の義務感とはなにか。

いつも感じる

 「読書はしなければならない」という意識はどこから生まれてくるんだろうか? そもそも読書の目的がなければ読書さえしないのではないだろうか。たとえば、あなたが「スリル満点の冒険をしているかのような気分を味わいたい」のなら、読書でなくともゲームや漫画でも満たされうる。それでもあなたが読書にこだわるのは、本という媒体でしか味わえない体験を期待するからに違いない。普段の生活の中で本を目にする度に、あなたはそれを想起して「読書しなければ」と自己暗示をしている。「いつも」のからくりはここにあると思う。