かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

ピアノアレンジの「いい感じ」はリズムから

ピアノで弾いてみたい楽曲の楽譜をWebで探したり、

市販の楽譜集を探したりして手に入れたのはいいけれど、

いまいち原曲の良さが出ていないことがあります。

それは、楽譜の伴奏を担当する左手に主因があります。

よほど原曲に忠実に再現した楽譜でない限り、

楽譜は初心者が弾くことを前提にしていて、

左手で弾く音はほとんどが4分音符や2分音符、

または「ドソドソ… シソシソ…」の繰返し、

といったパターンが多いと思います。

しかしそれではいまいち単調でつまらない。

なぜでしょう?

それは、楽曲はメロディだけで構成されるのではなく、

リズムも大事な要素でして、

左手はリズムこそ刻むべきだからです。

原曲に忠実に採譜された楽譜は、これがよく守られています。

ただし例外として、伴奏の仕方によっては原曲に忠実でなくても

とても雰囲気の良い音楽になることもあります。

ハウスっぽいリズム、ジャズっぽいリズムなど、

ピアノの弾き慣れている人は挑戦しやすいかと思います。

楽譜に集中しすぎていまいち感じよく弾けないと悩んでいる人は、

メロディだけでなくリズムにも注意して練習してみてはいかがでしょうか?