ハンドリーチブル・マイニング
ビッグデータは古い。大体なんの役に立つの?
そりゃ色んなとこにあるデータを集めてばーって解析すれば、
きっとより良いレコメンドができるかもしれないんだけどさ、
それで本当に痒いところに手が届くのかね?
だからボクは、「ハンドリーチブル・マイニング」を提案したい。
ハンドがリーチし得るマイニングだからそのままの意味である。
その人の手の届く範囲のデータを掘り出そうということ。
ミソは本来手を伸ばせば届くのにまだ手を伸ばしていないという点。
たとえば、Twitterのタイムラインを思い浮かべてほしい。
1000人のフォローしているユーザのうち100人が浜松在住で、
不定期に浜松の飲食店について行っただの食べただの呟くはず。
でも、そんなの常に監視してらんないし、リアルタイムに
見ていなければ行ったかどうかすら知ることはない。
そこで、ハンドリーチブル・マイニングですよ!
フォローしているユーザのツイートを常に蓄積して、
飲食店のキーワードで情報を抽出する。
お店のURL、位置情報、メニュー、営業時間が、部分的に分かる。
フォローしている人と同じ体験ができやすくなる。
そこからコミュニケーションが生まれるかもしれない。
怖い事としては、ネトストや監視などの悪用でしょうか。
まぁそんな人は早々にブロックされるでしょうけど。
ビッグデータなんてどこの誰の情報か知らないものはいらない。
本当に欲しい情報は、自分が察知できる範囲の中にあればいい。
ハンドリーチブル・マイニングはこんな思想です。