かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

「淫夢」というアンビバレンス【前編】

学生自主ゼミ記録
 題目「お笑い」「同性愛嫌悪」から考えるネット上での
    ゲイビデオ『真夏の夜の淫夢』の消費の問題点
 日時 2018年05月24日(木)

 

はじめに
 ゼミでは、まず報告者である筆者が発表資料スライドを用いて問題意識を説明し、発表内容の質疑を行ったあと、参加者同士での自由討議に移りました。何度か話題を変えながら大小幾つかの論点が取り出され、見切り発車でやってみたにしては意義深い会になったのではないかと報告者としては振り返っています。この記事では議論の全体を俯瞰できるよう、記事を前後編に分け、本記事は前編として筆者の行った問題提起を書いていきます。なお、ゼミ後の反省点を踏まえて、発表時点の内容に追加と修整を加えています。

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