かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

わたモテ10話を見て書いたメモをアウトプットする。

行動記録ノートにアニメの感想を書くつもりがページ半分を埋めたので、とりあえず若干の修正とカッコ書きの後付を加えて出力してみる。

 

(主人公の心の叫びからシャウトで始まるメタル調のOPが始まるところで)

わたモテ #10 OPへの流れが凄い好き。

 

(昼休みに椅子を勝手に用いられたシーンで) 

学生のうち(高校生まで)は教室の 調和を意識していたけど、自分の最低限の行動を保障しながら生きていた人もいたのかな。

いすを許可なく使うのは、その人に事後合意形成意思があった?他人との戦いとは、合意形成の意思の存在を信頼するか、ということかもしれない。(母校の高校が)給食でよかった…(弁当制の普通高校だったらつらかったと思う)。

 

(屋上前にスペースを発見するも人の声に怯える黒木のシーンで)

なぜ人はぼっちを見られたくないのか。自分がぼっちである可能性を他人に発生(喚起)させたくない。(自分をぼっち状態であると確認した証明として)他人からの遠慮、気遣い、ブベツといった、具体的な反応をもらうのが一番怖い。(したがって)何も取り繕わずに素で接する人こそボサツ。

 

(席替えで中心前方の席になった黒木が周囲で賑やかに話すクラスメイトを気にせず居眠りするシーンで)

なぜ寝たフリをするのか。起きる→目なざし(正しい表記は「眼差し」)を向けて自分の領域を表現する。目を伏せる→テリトリーの防御(防衛)。

 

(ぼっちを見られたくない、寝たフリをすることについて)「責め」の発生を恐れるのでは?(他人に敵意を向ける、という意味での「責め」)

 

(高校までを振り返りながら)

僕はやたらと「教室」にコミットしたがった。(僕は教室・学校といった「学生を規定するもの」に関心を寄せることで自分が生徒足りえる由来を自覚して満足していた。それは同時にクラスメイトのグループという「学生が規定を作れるもの」からの逃避だったといえる。)

 

(部活動創設を画策した黒木の部活動妄想シーンで以下独白)

「狭い部室、なんか気怠い男子やクラスでは馴染めないけど才能持った女子が居て、私はその中で主役ではないけどそのメンバーには欠かせない存在で、時にはメンバーにツッコミを入れたり、みんなにお茶を淹れてあげたり、部での活動は特に無くて、暗くなるまでみんなでゲームなんかやって過ごし、ゲームに飽きた時は各々が勝手に時間を潰す。教室から廊下に出ると、すっかり暗くなってて、帰り道、夜空と星を見てこんな毎日が続けばいいなと思いながら帰途につくんだ」

(現実のターンに戻って)

「まあそんなもの幻想だったけどね!憂鬱で友達欲しくな$#%…」

独白ここまで

 

(生徒会の掲示に「活動内容不明」として「日常部」創設否決を見た黒木のシーンで)

たぶん「部」じゃないと(彼女は)満足しない。(黒木はことあるごとにアニメやラノベの「部活動」を求めている。「わたモテ」は当然なまでの残酷さを以って現実を黒木に突きつけている。ここで彼女が賢くないというのは、「部」に拘っていることだ。構内に適当な公共スペースを見つけて非公式いいので人を呼び掛けて気軽に話したりすればいいのに、と思ったが残念彼女はまともに会話ができない。

もう一つ、ここで深く分析を行うつもりはないが、黒木の独白を現実ではない場所で実現しているのはTwitterだと思った。喋れない彼女にはぴったりだ。)

 

(あと常々思うことは、高校生までの人間というのは、自分の置かれる環境のハック能力が極端に乏しいのかもしれないということ。自分を学校や教室に規定されていると自覚した上で逸脱行為をする。経常的な学生生活では学校を中心とした生活のマネジメントをしようという意識はなかなか育ちにくいのか。(ここで特大ブーメランsuneoに刺さり死亡))

 

チラ裏程度の雑記に雑記を加えたので、まったくまともな文章ではないが、反応があれば話しに付き合いたい程度の望みをもってひとつの記事とする。

 

以上 2013.9.12(Thu)