かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

知識をまとめることについて。

  某ネットワークの講義内容を、みんなで分担してまとめる活動に参加。僕は約30ページを担当して、6時間読んで2時間読み直しながら整理。担当内容が欠席した回だったので、出席していればもっと早かったかも。画像1枚目と2枚目左上がまとめ1回目。画像2枚目の残りがまとめ2回目。画像3枚目がまとめ3回目。これから清書。

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  思うに「まとめる」とは書経ではない。書経をするはひたすらだるいので、読経もひたすらだるい。まとめればだるさも減る。知識をまとめるとは、既存の知識を系統的に再構成する事で、書き手はまず知識の全体をよく記憶する必要がある。それを書き出したあと、性質が「似ている」要素同士を近付けてまとめ直す。まとめればまとめるほど、基本的に内容を理解しやすくなっていく。悪いパターンとは、書経そのままのことである。良いまとめになればきっと読み手の頭にスッキリとした知識のモデルを生成してくれる。それはまとめた人としても良いことだと思う。

  まとめる時に忘れてはいけないのは、まとめられる前の知識でも、少なくとも一つのテーマに沿って知識がより集められていることだと思う。ネットワークの構築手段は有線LANだとこんな感じ、構成機器がこんな感じ、無線LANだとこんなんで、セキュリティやその他の技術がこう。でも、その上位メタデータ的なところには「ネットワーク」というテーマが掲げられている。これを忘れると、まとめ作業中に自分がなぜまとめているのか忘れてしまいかねない。

  その他問題として、作業時間が情報量の多さに指数関数的に比例すること。