かすてらすねお。

見聞録的ななにか。

【続続・感想】『不可ぼく』哲と百雲の関係

この記事は,『不可ぼく』続・感想記事の直接の続きで,3つ目の感想記事です。

繰り返しになりますが,粉山カタ先生の『不可解なぼくのすべてを』という漫画があります。pixivコミックまたはCOMIC MeDu(こみっくめづ)で連載中で,一部無料公開されているので,ぜひご覧になってみてください。この記事は第1巻を読み終えていることを前提とします。

【続・感想】記事では,第1巻(第1話~第6話)が「本人にとって『男の娘』であるということがどういう意味を持つのか」,そして「「男の娘」が男の子と付き合うとはどういうことか」をテーマにしていることを述べました。

そこで,本記事では後者のテーマについて,哲と百雲がお互いに向ける気持ちについて考察したいと思います。今回はそれがよく示されている第2話第5話の各シーンに注目します。

ちなみに読むのに20分~30分くらいかかると思うので,第1巻をご用意ください。

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